『登記簿を読み込む』

登記簿を読み込むとその地域の歴史が解ります。
土地を分筆すると枝番(1460ー◯の◯)が増えてゆきますが、増えた各地番の登記簿を遡って読むと、所有者と登記原因から何が行われたのかが推測できます。
地主さんの場合、借地権者との交換によって所有権が移転していることが有り、その度々に分筆した際の測量図が存在します。
今回は、借地権者に移転したはずの土地の一部が数ヶ月で前所有者の親族に売買されて(・・?)いる。
それって・・。
地主さんから親族間でトラブルっている土地の調査を依頼され調査してみれば、不可解な土地取引。
相手方が「俺に相続させる話しだった土地が兄貴の名義になっているんだ!何かおかしい事があったんだ!誰も解ってくれないけど」という主張も、まんざら間違っていないような気がしてきました。
誤解を解くには、まず事実の確認です。
依頼者に肩入れするつもりは毛頭ないので、気が楽です。(依頼者の親の行為だから、依頼者の責任じゃないのですし、交渉は私の仕事じゃないのです。)
とはいえ、如何に上げた拳を下げてもらえるか、知恵の絞りどころです。
まとまれば、無活用の土地がなくなるし、私の土地も価値が上がるので嬉しいです。

投稿者プロフィール

堀田直宏
堀田直宏株式会社ダントラスト 代表取締役
<事務所名/肩書き>
株式会社ダントラスト 代表取締役
株式会社 ムサシコンサルティング 代表取締役

宅地建物取引士
(公認)不動産コンサルティングマスター相続対策専門士
コミュニケーション能力認定1級
認定ファシリテーター(㈱プレスタイム社)
 
<プロフィール>
1969 年生まれ、東京都杉並区出身。
投資不動産デベロッパーにて、執行役員として150 棟を超えるマンション開発に携わる。
多くの専門家とのネットワークと、用地買収に不可欠な権利調整の実務経験を活かし、権利調整を得意とする、超実行型不動産コンサルティングとして、平成25年3月に独立開業。
令和元年(公益財団法人)不動産流通推進センター主催の事例発表会にて、近隣紛争中の再建築不可物件を再建築可能にした事例(埼玉県飯能市の潜在空き家の活用事例)にて、「不動産エバリューション部門」優秀賞を受賞。
現在、全日本不動産協会東京本部中野杉並支部行政担当(杉並区)副委員長を務め、行政が抱える不動産課題の解決に尽力している。

<セミナー講師及び相談員等の活動実績>
・全日本不動産協会 神奈川支部及び神奈川本部海老名支部の法定研修会をはじめ、某生命保険会社の社内研修、不動産コンサルティング協会(東京支部、静岡支部)・NPO法人相続アドバイザー協議会・一般社団法人全国空き家相談士協会・その他建築会社の家主向けセミナーなど数多くの講師を務める。

<主な著書など>
相続コンサルの奥義(プラチナ出版)
週刊住宅 平成30年11月12日号から「誰でもできる権利調整コンサル」を隔週掲載

週刊現代 
平成31年1月5日、12日号「死ぬ前と死んだあと」特集に寄稿
令和元年9月14日、21日号 『あなたの人生、老親の人生「最後の一週間」の過ごし方』特集に寄稿